有田誠先生+新たな決意
昨日は理化学研究所の統合生命医科学研究センターメタボローム研究チームリーダーの有田誠先生をお招きして脂質のセミナーを開催しました。 テーマは 冒頭 魚食中心の日本人の食生活が欧米化したことで、いろんな要素が変わった。 もちろんタンパク質や他の要素もあるけど、特に脂質の質が変わったことが重要ではないか、オメガ3が減ってオメガ6が増えてバランスを崩したことが様々な疾患の原因ではないか、と言われている。 しかし私たちは栄養学の研究者ではなく、免疫や生命科学が専門なので、実はこういうことを素直には受け入れられない。 本当なのかどうかを検証して、本当であればそこに必ずメカニズムがあるはず、研究をしていけばきっと何かが分かるはず、と考えます。」
という言葉から始まった2時間。 私は研究者から話を聞くのがとても好きです。 今まで信じられていたことが、実はそうでなかったことが分かったりもする。 昨年秋田で開催された脂質栄養学会で初めてこの話を聞いて、この感覚をどうしても誰かとシェアしたくて、飛行機の時間で急いで帰ろうとしている先生をつかまえて自分の想いを伝えてご講演をお願いしました。 全国津々浦々から沢山の方にご参加いただき、みなさんからも嬉しいご感想をたくさんいただきました。 これはとても嬉しいことです。 私自身も、体内で脂肪酸が機能性脂質に代謝されることと、その元となる食事脂肪酸を選択することの重要性を改めて感じ、これを伝えていくことは多くの人の健康と幸せを守る一助になると確信しました。 なので、次のステージへ向かって、ワクワク準備始めます。
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