ココナッツオイルの考察
一時期大ブームになったココナッツオイル。 今でも質問が多いので、私なりの考察を書いておこうと思います。
ココナッツオイルが流行ったのは、ダイエットに向いてるとか、 その機能性は本当にあるのかな。
ココナッツオイルは約50%がラウリン酸(C12)で、 代謝の観点から、脂質研究者の間では長鎖に分類される場合が多いのです。
そしてココナッツオイルに変わって最近流行ってきたMCTオイルは、なぜ注目されてるかと言うと完全な中鎖脂肪酸だから。 一般に注目され始めたのは最近だけど、実は医療現場では数十年前から使われているものです。
そのMCTの成分がカプリル酸(C8)とカプリン酸C(10)なのを考えれば、C12のラウリン酸の位置づけの答えが見えてきますね。 重要なのは、体内に入ってどう代謝されるかということ。 アルツハイマー改善やダイエットのために摂るなら、ココナッツオイルより断然MCTだと思います。(MCTは製造方法に注意が必要だけど)
ココナッツオイルは薬のように使うのではなく、味を楽しむ嗜好品の位置づけがいいと思います◎
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